不動産売却コラム

リフォームするならどこがいい?中古住宅を売却するためのポイントを解説

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中古物件を売る際、高く売却したいからとリフォームを考える方は少なくありません。しかし、中古物件を探す人のなかには、リフォームありきで考えている人も多くいます。この場合、事前のリフォームが無駄になってしまう恐れがあるため、お金も時間も最小限に済む「プチリフォーム」がおすすめです。


本記事では、どこをリフォームすれば売れやすくなるのかや、売却するためのポイントなどを解説します。ぜひ参考にしてください。


売却するなら壁紙・床・水回りをリフォームしよう

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中古物件を選ぶ人のなかには、「キッチンは清潔感のある白で統一したい」「バリアフリーを考えて段差を少なく・手すりを多く付けたい」など、自分好みにリフォームしたいと考える方もいます。そのため、リフォームは大胆に行わず、壁紙・床・水回りの3つに絞るのがおすすめです。ここでは、それぞれの詳細を解説します。


壁紙は白いクロスで明るい部屋に

内見に来た人の目に入る場所には「壁紙」があります。壁紙の汚れや黄ばみは目立ちやすく、経年劣化を感じさせるものの一つ。きれいに使うことを意識していても、経年劣化は避けられません。


「間取りが好み」「部屋が広い」「日当たりが良い」など希望条件がそろっていたとしても、内見のときに壁紙が汚れていたり傷があったりすると、良い印象は持ってもらえないでしょう。特に、たばこを吸っている方の家だと黄ばみはもちろん、においも気になるものです。


壁紙を白に貼り替えれば、部屋の印象が明るくなります。柄や色が付いた壁紙を選ぶと費用がかかり、購入希望者の好みに合わない場合もあるため、貼り替えるなら白を選ぶのがおすすめです。


床はシンプルなフローリングなら掃除も簡単

床に目立つ傷がある場合は、リフォームしましょう。ホームセンターなどで売っているキットを使い、DIYで補修することも可能です。しかし、自分の手で補修するとかえって傷が目立ってしまったり、失敗してしまったりする恐れもあるため注意が必要です。


床をきれいにリフォームしたいなら、業者に頼みシンプルなフローリングにしましょう。表面が傷コーティングされているフローリングにすれば、掃除も楽にでき、内見のときにきれいな印象を持ってもらえます。特に、畳は劣化しやすくメンテナンスにも費用がかかるため、フローリングにするのがおすすめです。


トイレは最新型の洋式に交換しよう



和式のトイレが残っているなら、洋式のトイレに変更しましょう。トイレの寿命は10年~15年程度が目安とされているため、築年数が10年を過ぎた場合は、和式でなくても交換することをおすすめします。


トイレは進化し続けており、古いものよりも新しいものの方がコンパクトで掃除もしやすくなっています。家を売却する場合は、最新型に交換しましょう。特に、ウォシュレット・温水便座・タンクレスのトイレがおすすめです。


リフォーム費用は100万円以内に

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人によって好みは異なるため、事前に行ったリフォームが無駄になってしまうこともあります。リフォームは、あくまでも内見で印象を良くするために行うもの。リフォーム費用はできるだけ安く抑えるのがコツです。


費用は、100万円以下を目安にしましょう。ここでは、壁・床・トイレのリフォームにかかる費用の相場や売却のポイント、工事期間中の宿泊費について解説します。


リフォーム相場と売却するためのポイント

クロスの貼り替えにかかる費用の相場は、約5万円~10万円です。ただし、下地の状態が悪いと相場よりも高くなる場合があります。


床の貼り替えには、「既存の床の上に床材を設置する方法」と「剥がして貼り替える方法」の2つがあります。既存の床の上に床材を設置する場合は約10万円~、貼り替えの場合は約15万円~が目安ですが、床の面積によって費用は異なります。また、床暖房が付いている場合は料金が上がるため、慎重に検討しましょう。


トイレのリフォームにかかる費用の相場は、約10万円~15万円です。和式から洋式に変更する場合、洋式から洋式に換えるより費用が高くなります。また、機器のグレードによって金額は異なります。


リフォーム費用は業者によっても異なるため、複数の業者に見積もりを取り納得できるところに依頼しましょう。


リフォームには、材料費以外にも工事費がかかります。床の状態が悪い・大きな傷があるといった場合は、追加請求されることもあります。また、リフォーム会社のなかには「諸経費」という名目で料金を上乗せする悪徳業者もあるため、注意しましょう。


リフォーム中は宿泊費がかかる

リフォーム中は家に住んでいられないため、新居を購入していたり実家を利用できたりするケース以外は、ホテルやウイークリーマンションに宿泊しなければなりません。ビジネスホテルを利用する場合、1泊5,000~1万円はかかり、家族がいればその分宿泊費がかさみます。


宿泊が必要な場合は、連泊プランや長期滞在プランが用意されているホテルを利用するとよいでしょう。


信頼できる不動産会社を探すコツ

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初めにもお伝えしましたが、リフォームが無駄な出費になってしまうケースは少なくありません。後悔しないためにも、リフォーム前に不動産会社へ相談するのがおすすめです。不動産会社なら、どこをリフォームするべきか・しないほうがよいかをプロの視点で判断してくれます。


不動産会社に相談する際は、信頼できるところにお願いしたいものですよね。信頼できる不動産会社の特徴として挙げられるのが、「早く売ることを重視する」点。相場よりも高く売ることを考えて高い査定額を提示する業者も見られますが、相場よりも高すぎると買い主がなかなか見つからず、売却までに時間がかかってしまう恐れがあります。


不動産会社のホームページや口コミから良さそうな業者を最低3社選び、査定してもらいましょう。査定額の根拠について、納得のいく具体的な説明をしてくれるところなら安心です。


また、不動産会社によって「新築マンションの売買が得意」「土地の売買に特化している」など、得意・不得意は異なります。そのため、自分が売却したいと考えている物件と同じような物件の実績があるかも確認しておくと、スムーズな売却が見込めるでしょう。


売買だけでなく賃貸も行っている不動産会社であれば、提携しているリフォーム業者を紹介してくれることもあります。まずは、不動産会社にリフォーム対応の有無を相談してみてください。


まとめ

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中古物件を売る場合は、リフォームに高い費用をかける必要はありません。内見のときに好印象を持ってもらえるよう、壁紙・床・トイレの3つに絞ってリフォームするのがおすすめです。リフォームするかしないかを迷っているなら、不動産会社に相談し、アドバイスをもらいましょう。


家の売却を検討している方は、ぜひイエステーションにご相談ください。イエステーションは地域密着型の不動産会社です。相場を熟知し、適正価格で売却できるようサポートいたします。


その人の状況に合わせた対応をするのはもちろん、今後の生活プランへのアドバイスも可能です。ご相談は無料で承りますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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