不動産売却コラム

家を売るタイミングはいつがいい?好条件で売却するコツを解説

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家を売却するなら、売れやすい時期に売却したほうがスムーズです。しかし、景気や築年数などさまざまな要因によって状況は変わることもあるため、一概に売れやすい時期に売却するのがよいとはいえません。売れる時期だからと焦って売却活動を進めると、損をしてしまう恐れもあるでしょう。


本記事では、家を好条件で売却するコツを3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


不動産の売れやすい時期を知る

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不動産を好条件で売るコツの一つが、「時期」です。なかなか家が売れない時期に売却しようとしても、買い手が現れなくて時間ばかりが経ってしまう恐れがあります。ここでは、不動産が売れやすい時期と、売れやすくするためにできることを解説します。


売れやすい時期は2月から3月

不動産は一般的に、2月から3月にかけて売れやすい傾向にあります。お子さんが小学校・中学校・高校へ入学する、家族が転勤するなどの理由により、新年度に向けて3月中旬ごろまでに転居したいと考える購入検討者が多いからです。


また、2月から3月よりは少ないものの、9月から11月も転勤のため家を探す方が多く、不動産が売れやすい時期とされています。家を売却しようと思っているなら、売却しやすい2月から3月、9月から11月を選ぶとよいでしょう。


売れやすくするためにできること

不動産を探し始めてから引き渡しまでには2カ月ほどかかります。また、家が売れるまでには一般的に3カ月から6カ月ほどかかるため、売りたい時期から逆算して売却のスケジュールを立てる必要があります。


不動産の売却までのスケジュールは、以下のとおりです。


1.不動産会社を探す
2.査定に出す
3.媒介契約を締結する
4.売却活動を開始する
5.買い主と売買契約を結ぶ
6.買い主への引き渡しを行う


特に、売買契約の締結や引き渡しの時期は忙しくなります。はじめて不動産を売却する方は、余裕を持って準備し、早めの行動を心がけるとよいでしょう。


税制面のことを知る

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家を好条件で売るために、税金の知識も得ておきましょう。税金のことを知らないばかりに、損をしてしまうケースもあります。ここでは、住宅を売却する際に関係する税制面について解説します。

譲渡所得・取得費・譲渡費用とは

不動産の売却で得た所得を譲渡所得といい、譲渡所得がプラスになった場合は所得税と住民税が課されます。譲渡所得を計算するためには、取得税と譲渡費用を知る必要があります。


取得費とは、家を買った当時の購入代金や購入手数料などの合計額のことです。古い家で取得費が分からない場合は、売った金額の5%相当額が取得費となります。また、譲渡費用とは、家を売るためにかかった仲介手数料や現地調査費などの費用のことです。


譲渡所得は、以下の式で計算できます。


譲渡所得=売却による収入金額-(取得費+譲渡費用)


家の所有期間によって税率が異なる

家の所有期間によって税率が異なることにも注意しましょう。


所有期間が5年以下の場合は短期譲渡所得5年を超える場合は長期譲渡所得となります。長期譲渡所得の税率は住民税と所得税を合わせて20.315%ですが、短期譲渡所得の税率は39.63%と、年数が1年違うだけで大きく変わってきます。


譲渡が1月であっても12月であっても、1月1日時点での経過年数が所有期間となる点に注意してください。例えば、ある年の11月に購入から5年経つ家を売却したとしても、その年の1月1日時点では5年を経過していないため、短期譲渡所得とみなされてしまうということです。この場合は、売る時期を翌年にずらしたほうが税率は低くなります。


特別控除が受けられる

居住用財産を売却した場合、特別控除が受けられます。居住用財産とは、いわゆるマイホームのこと。特別控除は所有期間の長短に関係なく、譲渡所得から最高3,000万円まで控除されます。

住宅ローン控除が延長に

2019年より、住宅ローン控除を受けられる期間が10年から13年に延長されました。住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用して家を購入した場合に、年末時点での住宅ローン残高の0.7%が所得税から控除される制度です。


税金や控除について知っているか知らないかで、大きな違いが出てきます。売ってから後悔しないよう、税金の知識も得ておくとよいでしょう。


景気と相場動向を把握する

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景気と相場動向を把握することで、有利な売却が可能になります。以下で詳しく解説しましょう。


景気を知る

景気と家の売れやすさには密接な関係があります。特に、土地の価格は景気に大きく左右されるため、景気がよい時期を狙って売却することで高く売れやすくなります。また、低金利の時期は住宅ローンの金利が低くなるので、購入したいと考える人が増えるでしょう。


ここ30年ほどの全国の不動産価格は、上り調子にあります。しかし、コロナウイルスの影響で一時的に下落した時期もありました。不動産価格は上がったり下がったりを繰り返しながら上昇しているため、タイミングの見極めが重要です。


相場動向を把握する

不動産を売却する上で、不動産の価格相場を把握することは欠かせません。相場を知らなかったために、相場よりも低い価格で売却されてしまうケースもあるからです。


相場を調べたい方は、国土交通省が運営する「不動産情報ライブラリ」や、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営する「レインズ・マーケット・インフォメーション」を利用するとよいでしょう。


土地総合情報システム」を利用すれば、数年にわたる土地価格の推移を見ることも可能です。自分が売却したい物件があるエリアや同じ間取りの家がいくらくらいで売却されているのかを確認し、売るときの参考にしましょう。


早く売りたい場合は不動産会社に相談しよう

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万が一、離婚や相続などの問題で早く売りたい事情がある場合は、不動産会社に相談するのがおすすめです。不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう・直接買い取ってくれる業者にコンタクトを取るなど、一般的な売却以外の手段も提案してもらえるでしょう。


住み替えをする場合は、売却だけでなく購入もしなければならず、やるべきことが多くあります。慌てることのないよう計画を立て、余裕を持って行動することが大切です。困ったときは不動産会社に相談すれば、的確なアドバイスがもらえるでしょう。


まとめ

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家の売り時は、2月から3月がベストです。しかし、売るタイミングによって税率が変わってくるケースもあります。また、景気によって売れにくい・売れやすいなども変わってきます。


はじめての不動産売却の場合、調べても理解しきれないこともあるでしょう。納得の売却を叶えるためにも、信頼できる不動産会社に相談してみるのがおすすめです。


家の売却を検討している方は、ぜひイエステーションにご相談ください。イエステーションは地域密着型の不動産会社です。相場を熟知し、その物件を適正価格で売却できるよう手厚くサポートいたします。


また、その人の状況に合わせた対応や、今後の生活プランへのアドバイスも可能です。ご相談は無料で承りますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

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